ブログ

2021.09.22

玉野市|O様邸[内装塗装]

玉野市の工務店で新築・リフォーム
【ひと手間を惜しまない大工と建てる家】
レビウス匠です。

風合いのある質感

内装塗装とは
部屋の壁や天井を塗料で仕上げることです。

壁紙を貼り付けるクロス仕上げなどの
他の内装材には無い
内装塗装ならではの風合いがあると
注目が集まっています。

塗料にしか出せない味わいのある質感や
塗料となるペンキやオイルの
カラーバリエーションの豊富さで
カフェやレストランのような
温かみのある空間も演出できます✨

下地処理をきちんと行うことで
塗料のもちも良くなり
仕上がりもキレイになります。

長く使っていくうちに
汚れたり傷が付いたりしても
塗り替えができるため
クロスの補修のように
大掛かりな作業は必要ありません☝️

特殊な塗料を使用していない限り
ホームセンターなどで手に入る材料も
増えてきているので
DIYで部分的な補修をすることができ
維持費のコストダウンも可能です。

一般的には下地処理を行ったあと
ペンキなどで塗装するため
工事中の廃材がほとんど出ず
ゴミも増えません。

DIYで部分補修がしやすかったり
環境にやさしかったりするので
内壁塗装に注目する方は
これからも増えていきそうですね😊


クロスから塗装仕上げへと
リフォームしたい場合には注意が必要です⚠️

古くなったクロスを剥がしたあと
下地処理をしたり
塗料を何層も重ね
そのたびに乾燥させたりします。

クロスからクロスに貼り替えるときよりも
格段に手間がかかるため
工期が長くなったり
費用が高くなったりする傾向があります。

塗料についても種類が多ければ
その数だけ匂いや汚れの付きやすさなどの
塗料の強みや弱みにも
さまざまな違いがあり
場所に適した塗料選びが大切なんです!

納得できる仕上がりにするためにも
きちんとした下地の施工を行い
塗料選びなどが相談できる内装業者さんに
依頼することも大切です💫
2021.09.14

屋根の張り替え

玉野市の工務店で新築・リフォーム
【ひと手間を惜しまない大工と建てる家】
レビウス匠です。

「屋根工事業」と「板金工事業」

屋根の張り替えとは
屋根材をすべて新しくする工事のことで
屋根に関するリフォームや修理のなかでも
大がかりな工事です!


瓦屋根も金属屋根も専門工事として
建設業の分類上「屋根工事業」に属します。

…なのですが💡
建設業の分類には
「板金工事業」と呼ばれる専門工事があり
金属屋根の加工や施工は
「板金工事業」の会社や板金工の職人さんが
行うのが一般的なんです。

瓦屋根と金属屋根の両方の工事を
請け負うことのできる会社もありますが
同じ屋根工事でも
ふたつの工事は全く異なる工事です⚠️

メリットもデメリットも違いがあるので
それぞれを比較したうえで
ご自身の住まい方に合う選択を
していただきたいなと思います😊

屋根のリフォームを検討されるとき
屋根工事に特化されている業者さんに
直接依頼されるのであれば
専門分野まで掘り下げて調べてみることも
業者さん選びのポイントのひとつです。

屋根という言葉で
ひとくくりにしがちではありますが
新たに使用する屋根材によって
専門性が異なることをご留意くださいね📝
2021.08.23

シロアリ被害③

玉野市の工務店で新築・リフォーム
【ひと手間を惜しまない大工と建てる家】
レビウス匠です。

シロアリ被害が起きやすい場所

キッチンや浴室などの水まわりや
床下・畳などでシロアリ被害が多いことを
耳にされたことがある方は多いと思います。

それ以外の場所で
玄関先や勝手口で被害が多いという話は
聞かれたことはありますか?


雨の日の玄関や勝手口は
普段よりも湿度が高くなりがちです。

雨で濡れた靴や傘などの雨具を
濡れたまま玄関の土間部分に置いておくことで
湿気を籠らせてしまう原因に💧

玄関や勝手口の周辺は
土壌と木材の距離が近くなりがちなため
シロアリにとって活動しやすく
玄関を起点としたシロアリ被害が
住まいに広がる事例は珍しくありません⚠️

さらに玄関の床材がタイルの場合は
タイルの隙間から水が入り込んで
玄関下の湿度をより高くしてしまうことも…。

そうならないために
雨の日に水切りをするひと手間を
心がけておくことも
シロアリ予防のひとつになります😊

ほかにも基礎の打ち方で
発生しやすい場所の傾向が違ってきます。

「ベタ基礎」を採用した最近の住宅では
玄関まわりで被害が発生するケースが多く
「布基礎」を採用した時代の住宅では
キッチンや浴室など水まわりで
被害が発生することが多いようです。

被害に遭っているのに気が付かず
気が付いた時には状況が深刻化している
というのがシロアリ被害です😱

自分の家の発生しやすい場所や
見分けるために必要なポイントも
被害を感じていない今だからこそ
余裕をもって確認されてみては
いかがでしょうか?
2021.07.30

玉野市|O様邸[洋室▶︎洋室]

玉野市の工務店で新築・リフォーム
【ひと手間を惜しまない大工と建てる家】
レビウス匠です。

2階まるごとリフォーム中! ✧その3✧

ベランダに続く掃き出し窓を
腰窓にしました✨

利用頻度が少なくなったベランダですが
躯体はしっかりしているので
完全には撤去せず
不要なモノだけ取り除いています。

窓の腰高は規定された安全基準があるため
簡単には乗り越えられない高さに
なっているのですが
物を落とす危険性なども考慮すると
『今あるカタチを残して活用する』
というベランダを残す選択もアリですよね😊

もちろんベランダの撤去費用を
大幅に削減することもできます!

掃き出し窓から腰窓へのリフォームにより
風通しや採光性の良さと
開放感のある眺望はそのままに
部屋の雰囲気が大きく変わりました。

窓下に壁があると
家具を置くことができるようになり
部屋のスペースを
有効に使えるのも魅力の1つです🌟

他にもカーテンやブラインドなど
窓周りのアイテムが
掃き出し窓の場合より
お安く楽しめるようにもなりますよ。

腰窓にしたことで
インテリアの幅が広がるので
リフォーム後の部屋が
どんなレイアウトに仕上がっていくのかも
楽しみになってきます♪
2021.07.16

雨樋(あまどい)の役割

玉野市の工務店で新築・リフォーム
【ひと手間を惜しまない大工と建てる家】
レビウス匠です。

雨樋の寿命目安は20~25年!

雨樋がなかったらどうなるのか🤔
考えたことはありますか?

マンションやビルなどにも
当たり前に取り付けられている雨樋。

最大の役割は
“水の浸入よる建物の腐食を避けること”
です。

現存する最古の雨樋と言われているのが
奈良時代に建立された
『東大寺三月堂』の木製樋です。

現在と同様に
雨水を排水し建物を守る役割を果たす雨樋は
神社仏閣を中心に普及してきたそうです。

江戸時代より前の一般住宅は
屋根自体が雨水を吸収する茅(かや)などを使った
草葺き(くさぶき)だったので
雨樋は使われていませんでした。

江戸時代になると
住宅事情が変化したり
幕府が防火のために
瓦屋根を奨励したりしたことで
一般住宅にも雨樋が広まります。

雨樋がなく屋根や地面に雨が直接落ちると
水溜まりや溝を作ってしまうだけではなく
外壁や基礎に雨水が弾け飛び
雨が降るたびに劣化を早めます😓

雨樋が無く2階の屋根から1階の屋根に
雨水が瓦にダイレクトに落ちてしまうと
雨量の多い日には瓦と瓦の隙間に
雨水が入り込み雨漏りの原因に…。

他にも排水機能が充分でないことが原因で
建物に湿気がこもった状態が続き
コケやカビが生えたり
シロアリが発生したり
家へのダメージも大きくなります。

屋根や地面からの雨水の跳ね返りや
窓や天井から聞こえる騒音は
ご近所の方々に迷惑をかけてしまうことも💧

雨漏りだけでなく
雨水による汚れや外壁の劣化から
ご近所トラブルまで
家を守る役割を持つ雨樋は重要な建材です。

ちなみに…
塩化ビニルなどの化学製品がない50年以上前
雨樋の素材といえばブリキでした。

金属板を加工して雨の侵入を防いだり
屋根や外壁などを仕上げたりする
建築板金の職人さんも重要な存在です✨
2021.07.07

木と永く暮らす

玉野市の工務店で新築・リフォーム
【ひと手間を惜しまない大工と建てる家】
レビウス匠です。

木は生まれ変わる!

木の表面を少し削るというひと手間で
見た目も香りも蘇ります✨

話は飛びますが…
料理人の方も職人です。
職人さんはこだわりを持って道具を扱います。 

和食の料理人の方は
大切な道具のひとつとして
木のまな板を愛用されていることが
多いそうです。

刃当たりなどを確認しながら
木の種類や部位にまでこだわり
自分に合うものを探されているという話も
聞いたことがあります。

探し当てた木で分厚いまな板を作り
定期的に鉋(カンナ)をかけて
繰り返し削りながら
長く使い続けていかれます。

そんなコトができるのも
木だからこそ!

家に使われている木も
削ったり磨いたりするだけで
生まれ変わるものがあります💫

愛着のある家をリフォームするとき
梁や柱などの大きい材木ではなくても
新しく買い替えたり
廃棄したりすることなく
使い続けられる木もあることを
思い出していただけると嬉しいです😊
2021.06.29

シロアリ被害②

玉野市の工務店で新築・リフォーム
【ひと手間を惜しまない大工と建てる家】
レビウス匠です。

土のトンネルはシロアリの通り道!

シロアリは自分たちが通るために
トンネルのような通り道を作ります。
この通り道を蟻道(ぎどう)といいます。

シロアリの皮膚は薄く
日差しに当たると数分間で
脱水になり死んでしまうくらい
乾燥は大敵なんです。

その乾燥を防ぐために
欠かせないのが蟻道です。

この蟻道を見つけることが
シロアリ被害を早期発見するポイントの
ひとつでもあります💡

クロアリや地蜘蛛、ドロバチなども
蟻道に似たようなものを作るのですが
シロアリのように
硬い土の塊では作りません。

触ると簡単に砕ける土だったり
ふわふわした柔らかい感触になっていたりと
違いは分かりやすいと思います。

…ですが⚠️
シロアリの蟻道だと分かっても
蟻道を壊すのは逆効果です🈲

蟻道はシロアリにとって
欠かせないモノなので
壊せば退治できそうな気がしますが
周りに逃げ出して被害を広げてしまいます。

蟻道を見つけたら
早い段階で駆除を依頼するコトが大切です☝️
2021.06.24

玉野市|O様邸[廊下]

玉野市の工務店で新築・リフォーム
【ひと手間を惜しまない大工と建てる家】
レビウス匠です。

2階まるごとリフォーム中! ✧その2✧

分かりにくいですが
建て付け収納の扉の幅を細くしています✨

ガラスの引戸だった廊下の両側を
壁に作り替えたことで
壁の厚みが少しだけ
廊下側に出てきています。

廊下の突き当たりにある収納は
リフォーム前の廊下の幅に合わせて
作られていたため
そのままでは扉の開き具合に問題が…👀

狭くなった廊下でも
問題なく開閉できるように
扉の左右を削り
幅を調整して取り付け直しました👍🏽

リフォームするとき
一ヶ所に手を加えると
他の場所に影響が出てくるコトも
多いと思います。

前もって準備できるときも
予想外のコトが起きたときも
規格外のモノに臨機応変に対応できるのが
職人の技と経験かなと思います😊

少しだけ手を加えてあげれば
新調することなく
まだまだ使えるモノって
意外に多いのかもしれないですね。
2021.06.11

玉野市|O様邸[和室▶︎洋室]

玉野市の工務店で新築・リフォーム
【ひと手間を惜しまない大工と建てる家】
レビウス匠です。

2階まるごとリフォーム中! ✧その1✧

天井の解体工事をしたので
梁などの構造がむき出しになりました。
なかなか見られない眺めです🧐

この光景を見られるようにするには
当たり前ですが
見上げながらの作業が続きます。

解体だけではなく
下地材、断熱材、石膏ボード…
上を向いたままの作業は
想像以上に筋力も集中力も使うんです。

今回は和室から洋室へのリフォームなので
畳の撤去などの床作業も
『力の見せどころ』でした💪🏽


床材:最近の新築で使われていることが多い
   白に近い色のフローリング仕上げ
建具:ガラスの引き戸から開き戸へ

次はクロス貼りです!
ここまで来ると仕上がってきた実感が
湧いてきます😊
2021.06.03

シロアリ被害①

玉野市の工務店で新築・リフォーム
【ひと手間を惜しまない大工と建てる家】
レビウス匠です。

天井のシミからシロアリ被害に!

天井のシミの原因はいくつかあります。
その原因を丁寧に見極めて
必要な対処をすることで
いろんな被害を最小限に抑えることに
繋がるんです⚠️

天井のシミを放っておくと…
屋根が腐るのはもちろんですが
シロアリ発生などの二次被害が💧💧💧

被害が広がるほどに
家へのダメージが大きくなり
修理費用も高くなってしまうので
天井にシミを見つけたら早めの対応を
オススメします😊